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映画みよっ。

映画のアレコレをつらつら書いていきます

2016年 『ヘイトフル・エイト』(2/27)

洋画

鬼才クエンティン・タランティーノ監督第8作品ヘイトフル・エイト

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イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』などで映画愛に満ちたバイオレンス・アクションの世界を究め、アカデミー賞®、カンヌ国際映画祭パルム・ドールなど数々の栄冠を奪取してきたクエンティン・タランティーノ監督が初となる密室ミステリーを完成させた!舞台は山の上のロッジ、登場人物は、吹雪のロッジで足止めを食らい、一夜を共にすることになった人種も境遇もバラバラな、ワケありの7人の男と1人の女。そこで起きる密室殺人。一体誰が、なんの目的で?吹雪が作り出す密室で、疑心暗鬼で張り詰めた緊張をほぐすため、また互いを探り合うため、他愛ない会話をかわす面々。やがてそれぞれの素性が明らかになり、偶然あつまったかに見えた彼らの過去がつながり始めた。わかっていることは8人全員が嘘をついているということだけ!!犯人は? 動機は? 8人の本当の関係とは?出演はタランティーノ組きってのクセ者どもが揃い踏み。オープニングから気を緩めるな。すべての会話と視線、何気ない素振りに、巧妙かつ緻密な伏線が仕掛けられている。タランティーノ印のブラックな笑いと過剰なアクション満載の、かつてない謎解きに挑め!
                        (公式サイトより)

 「初の本格密室ミステリー」……これミステリーなのかな?? という疑問は残るけど、後半のたたみかけるような展開がとにかくおもしろい。前半のロッジに着くまでがそこまで必要? と思うほどとにかく長いけど、そのだるくなる感じもラストの爽快感のための演出なら納得。あの爽快感はタランティーノだなぁ、と思える。ただ、R18なだけあってけっこうグロい。「うわっ」と思うシーンがかなり続きます! 勧善懲悪ではまったくない。“悪”が入り乱れて、やられたらやり返す。ウソまみれなのに、清々しさすら感じる。監督8作目だからタイトルに「エイト」がついているとか、全部含めてバカっぽい(笑)。でも、そこがいい! 

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そしてメインキャストの8人がやっぱり最高! 特に 8人の中の唯一の女・囚人デイジー・ドメルクを演じたジェニファー・ジェイソン・リーがとにかく凄まじい。血を顔中に浴びながら高笑いするシーンがもう“最恐”。

タランティーノ好きなら観て欲しい(注:前半部分は眠いけど)。
作品の向こう側でタランティーノがこっちを指さして笑っていそうな映画。